海田町の宝、瀬野川 〜 瀬野川を200%楽しむ!
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瀬野川たんけん

2014.5.29.May.    瀬野川を楽しむ会、海田花を咲かせ隊 便り






2014/05/29晴天

 この日はクラーク国際記念高等学校18名が西条バイパス周辺の種採取。
広島市立大学情報科吉田教授研究室10名の皆さんと
瀬野川河川敷のストロベリーキャンドル種採取を行いました。
ストロベリーキャンドルの種も丁度良い時期です。
後一週間も過ぎれば飛んでしまいます。

 いつも説明していますが、
この植栽には、アレルギー植物を減少させ、和める環境を作る。
そしてきれいな場所には人が集まり、和める環境ができる!!
誰も近寄らない場所は、いつの間にかゴミ捨て場となります。
そんな植栽活動もかれこれ3年目
非常に難しい活動です。
芝桜などをすれば良いのでしょうが、開花はほんの少し
ミックスフラワーは20種類で開花時期も5ヶ月とロングランになります。

西条バイパス周辺の空き地は、満開が続きます。
しかし、今年の河川敷のミックスフラワーは全滅。
強アレルギー植物のドクムギ属のホソムギが蔓延して最悪。
あれだけみんなで手入れをして耕し、
除草を繰り返し万全を尽くしても、ホソムギに負けてしまう。
やはり河川敷には無理なのか?

今回のストロベリーキャンドルの種は採取できたので、
来年に向けて対策を考えなくてはいけない。
そー言えば、地元の海田小学校から植栽の相談がありました。
何でも子供達で植栽活動をしてみたいとのこと!!
そこで、みんなで採取した、
このストロベリーキャンドルの種をPresentすることになりました。
やはり無駄では無かったようです。
このストロベリーキャンドルの特性を説明します。

シロツメクサやレンゲの仲間で、空気中の窒素を根に蓄える植物です。
アレルギー植物ではありません。
植物の三大栄養素、窒素、リン酸 カリの窒素部分を補うことができます。
この植物は、空き地や河川敷などにも最適な植物で、
ホソムギなどを抑制できる効果も期待されています。
現在瀬野川河川敷にはシロツメクサも繁殖していますが、ほとんどがホソムギです。
詳しくは参天製薬のアレルギー植物をご覧ください
http://www.santen.co.jp/al/al_ine4.html
また、東京の多摩川でもホソムギの対策が開始されています。
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000021724.pdf
こちらもご覧ください

瀬野川河川敷にアレルギー植物が無くなり、
きれいな花が咲けばみんな喜ぶだろうな!!
この植栽は、広島県、海田町、東洋造園、広島双葉ライオンズクラブ、
サニクリーン広島、広島銀行、渋谷塗装店、広島経営センター、
クラーク国際記念高等学校、広島大学生物生産学部海野研究室、
広島市立大学情報科吉田教授研究、国際学院高等学校サッカー部、
瀬野川を楽しむ会、海田花を咲かせ隊の会員の支援で行っています。


PS 種採取が終わった頃、アンタッチャブル柴田さんと記念撮影できました。
学生達も大喜び